今朝 5時13分ごろ 千葉県北西部を震源とする最大震度3 マグニチュード4.2の
地震が発生 直ぐに収まりましたが体に感じる地震は久しぶりでした               
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3月11日 折しも今日は東日本大震災発生から12年目となり
あたかも震災の惨事を忘れるなと伝えているようでした    

今年は関東大震災発生から100年目となり 先月2月6日には
トルコ南東部でマグニチュード7を超える地震が2回発生し 
トルコおよび隣国のシリアで大きな被害が発生しています 
「天災は忘れた頃にやってくる」といいますが 災害に対する
意識は持ち続けて行きたいと改めて思うのでした               
 
【関東大震災の写真から】
以下に紹介する写真は 大正12(1923)年に 館山の成瀬写真館から 
発行された「房州大震災実況絵葉書」になります                             
当時の惨事が伝わる貴重な写真資料です                                            
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「 房州大地震惨状 北條市街」
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「房州大地震惨状 北條の停車場通」
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「房州大地震惨状 北條海岸通地裂」
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 「房州大地震惨状 那古市街」
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「房州大地震惨状 白浜野嶋崎燈台の破壊」
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「房州大地震惨状 千倉附近鐵橋破壊」

大正12(1923)年9月1日 相模湾を震源とするマグニチュード7.9の地震が南関東を     
襲いました 震源域に近い千葉県南部の館山市から南房総市にかけての地域では揺れや 
火災による家屋倒壊のほか 津波の襲来 地殻変動による隆起 地震断層の出現 土砂崩れ  
液状化による噴砂など 地震によって発生する自然現象により土地が変化し 甚大な被害
となりました とりわけ被害が大きかった北條町 (現:館山市北条地区)や那古町では 
全壊家屋が96%を超え 液状化による地割れが発生 白浜では海岸部が1〜2メートル隆起
高さ30メートル以上あった野島崎灯台が倒壊しました