11月も終わるというのに 生暖かい陽気の千葉県君津地方ですが
    房総の山々も紅葉で綺麗に色付いています
    毎年この時季になると思い出す曲 それは日吉ミミさんの「世迷言」
    この曲 皆んなも覚えているかな?

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  「世迷言」はTBSテレビの人気ドラマ「ムー一族」の挿入歌で
    1978年にリリース  作詞は阿久悠さん 作曲は中島みゆきさん

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  「世迷言」のEPレコードジャケット
    ハーレムドレスにボクシングのヘッドギアとグローブ 意表を突いた
    スタイルに意味不明なんですけど・・・(^^;


    上から読んでも 下から読んでも
    ♪よのなかばかなのよ♪
    ドラマの中ではミミさんが毎回飲み屋のシーンでギターを抱えた
    フォークグループの演奏で歌い出すというストーリーだった
    そしてサビの部分になると周りにいる役者さんたちが全員で
  「よのなかばかなのよ」と歌い出す
    このフレーズは 何故かとても印象深く記憶に残っているんです

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    そしてこの曲には当時の時代を反映するワードがあるんです
    ♪デジタル時計がカタリと変わる♪
    そのワードとは 今では見かけることも少なくなった「デジタル時計」
    歌詞のカタリという表現から 所謂「パタパタ時計」だったと分かりますね

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    これが当時のデジタル時計です
    1分毎に文字板がパタっと変わるから「パタパタ時計」って呼んでいた
    この後 数字が電光式で変わる置き型のデジタル時計が発売される訳で
    時代はアナログからデジタルの時代に突入して行ったんですねぇ


    ♪窓打つ木枯らし〜♪
    昭和な歌謡曲の中には 意外と木枯らしをテーマにした曲も多くて
    たとえば
    天地真理さんの 木枯らしの舗道
    伊藤咲子さんの 木枯らしの二人
    南沙織さんの 木枯らしの少女
    ザ・リリーズの 恋に木枯らし
    小泉今日子さんの 木枯らしに抱かれて
    とか
    曲の中の木枯らしって 移りゆく季節の寂しいイメージなのか・・・
 
    テレビの天気予報で この時季話題になるのが「木枯らし1号」
    去年の2018年は40年振りに木枯らし1号が吹かなかったそうで
    木枯らし1号って毎年吹くものだと思っていたのでちょっとビックリ!
    因みに木枯らし1号とは10月半ばから11月末までの間に吹く季節風のことで
    この分だと 今年も木枯らし1号は吹かないかも知れないですね

    これも地球温暖化の影響なのか・・・